もうすぐで8月、厳しい暑さがまだまだ続きますね・・・
そんな厳しい暑さで後を絶たないのが、熱中症です。
毎日のように熱中症警戒アラートが発令されるほどの危険な暑さのため、外出はなるべく控えるようにとされています。
それでも部活や買い物、旅行などどうしても外出しなければいけない時もあります。
外出先で熱中症になったらどうしよう・・・と不安になる方もいらっしゃいますよね。
しかし、熱中症は食事で予防が可能です!
万が一熱中症になっても、熱中症から回復できるレシピも存在します!
今回紹介するのは
- 熱中症に役立つ食事
- 熱中症から回復するレシピ
について紹介します!
ぜひ本記事を参考にして熱中症に備えていただけたら幸いです!
熱中症に役立つ食事とは!
熱中症に役立つ食事を摂る上で大事なのは、栄養素です!
なぜなら栄養を考えた食事でなければ、熱中症予防にならないからです!
暑いからといって冷たいものや、のどを通りやすい麺類ばかり食べていると、栄養が偏ります。
その結果、逆に熱中症のリスクが高まったり、夏バテの原因につながるでしょう。
このように熱中症にならない食事を摂るには、とにかく食事を摂ればいいわけではありません。
熱中症にならない食事を摂るには、栄養素を重視するのが大切です!
でも熱中症にいい栄養素ってなんだろう?その栄養を含んだ食べ物は簡単に摂れないんじゃ?って思う方もいますよね。
しかし、実際は皆さんの身近にあるものばかりで、簡単に摂取できるんです!
これから、熱中症におすすめの栄養素と食べ物を紹介します!
しっかりチェックして、熱中症予防の食事を作る参考にしてください!
熱中症におすすめの栄養素
熱中症におすすめの栄養素は5つあります!
栄養素 | 役割 |
ビタミンB1 | 糖質のエネルギー代謝を助けたり、神経や筋肉の機能を正常に保つ効果がある。 |
クエン酸 | ミネラルの吸収を助けたり、疲労物質の乳酸を体内で分解して新陳代謝を促進する働きがある |
カリウム | 細胞の水分を保持したり、心臓機能や筋肉機能を調節する働きがある |
ナトリウム(塩分) | 汗とともに失った塩分を補給 |
ビタミンc | 体内で増えすぎた活性酸素を除去したり、免疫力を高める効果がある |
どの栄養素も熱中症に役立ちますが、とくに重要視する栄養素はビタミンとクエン酸です。
ビタミンB1が不足すると、疲れや食欲不振の原因になります。
夏場は冷やし中華やそうめんなど、食べやすいものだけを食べてしまいますよね。
しかしそうめんは炭水化物なので、ビタミンB1がないと体の疲れが取れません。
豚肉や豆腐、みそといった大豆製品と一緒に食べましょう。
ビタミンcは、ストレスへの抗体を作ってくれたり免疫力を高めてくれるので積極的に摂っていくといいでしょう。
また、ビタミンcは熱に弱いので、栄養を考えるのであれば生で食べるのがおすすめです。
ビタミンとクエン酸だけを摂るのではなく、他の栄養素もバランスよくしっかり摂取できれば熱中症のリスクがグッと下がります。
熱中症のリスクを減らすためにしっかり覚えておきましょう!
熱中症におすすめの食べ物
熱中症におすすめの食べ物は、熱中症におすすめの栄養素が含まれた以下の食べ物です!
食べ物 | 含まれる栄養素 |
うなぎや豚肉、玄米 | ビタミンB1 |
梅やレモン、酢 | クエン酸 |
野菜やイモ類、果物 | カリウム |
みそ、塩 | ナトリウム(塩分) |
はちみつ、柑橘類 | ビタミンc |
どの食材も身近にあるものばかりで、手軽に摂取できるので、毎日摂取するのはそれほど難しくはないでしょう!
とくに朝食は必ず摂るのをおすすめします。
なぜなら朝食には
- 寝ている間に失われた栄養と水分の補給
- 1日の内に失う塩分を補給
- 発汗作用を高める
などの効果があるからです。
野菜には水分が多く含まれるので、体を冷やしたり汗が出やすくなりますよ。
夏野菜のトマト、きゅうり、なすがとくにおすすめです。
またビタミンB1を含む豚肉は茹でるよりも蒸したり、電子レンジで加熱して食べるとビタミンB1が失われにくいです。
これらの食べ物を摂取するのを意識して、夏を乗り越えましょう!
熱中症から回復するレシピを紹介!
熱中症にならないように気を付けていても、どうしても熱中症にかかってしまう可能性はあります。
熱中症になると食欲が失せて、食事がなかなかのどを通らず、栄養が不足しがちになりますよね。
1日でも早く回復したいけど、食事で熱中症から回復できるのかな?どんなレシピなら回復できるんだろう?と思う方もいますよね。
ご安心ください、回復効果のあるレシピが存在します!
しかも手間が少なく簡単に作れちゃいますよ!
これからもし熱中症になってしまったときに、熱中症から回復できるレシピを紹介します!
それなりの材料が必要ですが、簡単に作れて食欲がない方でも安心して摂取できるので、いざというときのためにぜひ目を通してください!
回復効果のあるレシピとは
熱中症から回復するレシピはスムージーです!
スムージーは手軽で簡単に作れ、栄養も補給できます。
これから紹介するスムージーは、熱中症回復用のスムージーです。
バナナとキウイが使われているのが特徴のスムージーで、子どもから大人まで飲みやすいでしょう。
バナナには免疫力を強化し、病気への抵抗力が高まるビタミンcが含まれています。
そしてキウイには、細胞の水分を保持する作用があるカリウムが含まれています。
体の水分バランスを整え、疲労回復をサポートするスムージーなのでおすすめです!
ぜひ参考にしながら作ってみてください!
《熱中症回復スムージー》
材料
- バナナ 1本
- キウイ 1個
- ほうれん草 1カップ
- ココナッツウォーター 1カップ
- レモン汁 小さじ1
- 氷 適量
作り方
- バナナとキウイの皮をむき、適当な大きさに切る
- ほうれん草をよく洗う
- 全ての材料をブレンダーに入れ、滑らかになるまで混ぜる
- 氷を入れたグラスに注いで完成
手軽に作れるものを重視する
熱中症にかかった際、食事をするときは手軽に作れるものを重視するのをおすすめします。
なぜなら普段通りの食事をしようとすると、だるさと気力の低下から、ついつい食事を抜くケースが多いからです。
熱中症になるとだるさと気力が低下するため、何をするにしても気力が湧きません。
しかしだからといって、食事を抜くと栄養を補給できないので、病状がさらに悪化します。
量は少なくてもいいので、とにかく栄養を補給するのが大切です。
そのため熱中症になったときは、手軽に簡単に作れる食事を心がけましょう。
手軽に作れて栄養もたっぷり補給できるのが、先ほど紹介したスムージーです!
たとえスムージーでも作るのが面倒くさいのであれば、市販で売っているのでそちらを購入しましょう。
まとめ
今回は、熱中症に役立つ食事と回復効果のあるレシピについて紹介しました。
- 熱中症に役立つ食事とは?
→うなぎや豚肉、玄米(ビタミンB1)、酢やレモン、梅(クエン酸)、野菜やイモ類、果物(カリウム)、塩やみそ(ナトリウム)、はちみつや柑橘類(ビタミンc) - 回復効果のあるレシピとは?
→バナナとキウイを使った、手軽に簡単に作れて栄養をたっぷり補給できるスムージー
梅雨は明けましたが、これからは厳しい暑さが続きます。
熱中症は命を落とす可能性もある危険な病気なので、他人事だと思わず常に熱中症対策を心がけるようにしましょう。
本格的な夏シーズンですが、夏だからこそのイベントもたくさんあります。
熱中症に気を付けながらイベントを存分に楽しんで、2024年の夏も皆さんで乗り越えましょう!
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